アニメ 荒ぶる季節の乙女どもよ 第一話【感想・ネタバレあり】多感な少女たちのエロス【2019夏アニメ】
こんにちは、あにばんです。
今回のアニメレビューは「荒ぶる季節の乙女どもよ。」です。
今日も元気にレビューやっていきましょう!
作品情報
「荒ぶる季節の乙女どもよ。」の原作は、「別冊少年マガジン」(講談社)にて連載中。
作品概要
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などで知られる脚本家・岡田麿里が原作を手掛け、「それでも僕は君が好き」の絵本奈央が作画を担当している。
高校の文芸部に所属する女子生徒5人が、部員のある一言をきっかけに“性”に振り回され始める青春群像劇。
所属している文芸部で他の部員たちと本の朗読をする主人公・小野寺和紗。今まで読んできた作品とは全く違う大人な世界に、戸惑いを覚える。
あにばんの評価
エロを全面に問題として出している文学的な作品。
JKになったことがないから心理描写等は想像で補完するしかないが、繊細に表現されていて素晴らしい。
主人公たちは文芸部員ゆえに知識は豊富。想像力もたくましい。
しかし主人公は母親を含め、少なくとも子を持つ人はみんな経験済みという事実に打ちのめされるほど繊細だったり
キャラがリアリティーに溢れていて生き生きしている。
主要登場人物が全員セクシャルな事に多感であり、それに対して何らかの問題を抱えている。
深夜アニメでありがちなエロにパラメーター全振りというものや、ラッキースケベなどに頼らず「エロス」を表現する良い意味で問題作。
直接的な表現が生々しいが、それが良い。今までになかったアニメのジャンルで実に新鮮味がある。
豚汁とけんちん汁のところがコミカルで面白い。
後半の夜の街を駆け抜ける和紗のBGM演出として流れていた「TRAIN-TRAIN」の選曲にセンスを感じる。
これは岡田麿里の十八番で「あの花」でも「secret base 〜君がくれたもの〜」を劇中で流しており、そのシーンはものすごく感動的だった。
劇中にて、すでにある曲をBGMとして流す試みとして、もはや岡田氏の専売特許のようなものとなっている。
作画なども良好。二話以降どうなっていくかが楽しみ。
キャスト
菅原新菜 安済知佳
須藤百々子 麻倉もも
本郷ひと葉 黒沢ともよ
曾根崎り香 上坂すみれ
典元泉 土屋神葉
あにばんの評価(十点満点)
作画 8
背景美術 8
演出 9
構成 8
設定 8
オリジナリティ 9
キャラクター 8
OP・ED 8
BGM 6
声優 7
計 79/100
評価 B
以上、あにばんでした。
ではまた会いましょう!